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私の好きな店
せっかくですから、私の好きなお店を紹介しましょう。

はっきり言って宣伝ですが、これらのお店からは1円たりとももらってません。払う方ですから。

みなさん、お近くにおいでの際は是非お気軽にどうぞ。(掲載していたKi43は平成18年8月31日をもって閉店しました)

現在紹介しているお店は順不同で

フェニックス(神田)」「三三七拍子(権堂)」「ニューポート(岡谷)

かかし(長野駅前)」です。

神田 カウンタースナック・フェニックス
 カウンタースナックフェニックス、東京は神田駅前の私が長年通っている店である。この7月に16周年を迎え、私が通い始めてからも、既に丸11年が過ぎた。今年こそ最後と言いながら、まだ潰れない。西日暮里を本拠地に、神田にも居酒屋が2軒あるなかよしコーポレーションの1店だからか。

 平成元年の夏、会社の同僚に連れて行かれたのが最初だった。神田駅北口徒歩5分の神多ビル5階のその店は7時開店。初めて行った時は7時半頃だったため、客は我々2人だけ。ママはまだ出勤しておらず、当時チーママだったみえちゃんなっちゃんという女の子がカウンターの中にいた。私はまだ入社3年目。いわゆるスナックに行くのは初めてだったので、ただちびちびと水割りを飲んでいるだけ。しかし、カウンターの中では2人の女の子が延々漫才を繰り広げており、それが面白くて通うようになった。

 安藤ママ、この人がなかなか気さくな人柄で、当時37才。なんと今年、私は初めてフェニックスに行った時のママの年齢になってしまったのだ。通い始めて4、5年は店も大盛況で、店の前に行列しないと飲めないなんていう時代もあった。最初の頃はうちの会社の連中も結構行っていたが、今じゃあほとんど私だけ。ああ、この店はいつ潰れるんだろう。潰れたら東京では行く店がなくなってしまう。

 さて、そんな潰れそうな店を大黒柱として背負って立ってるのが、チーママの麻美ちゃんである。彼女は私が通い始める半年前からフェニックスでバイトしている。麻美ちゃんファンにあらずんばフェニックスの客にあらずと言った感がある。何せ、11年のベテランでまだ20代。実は高校生の身分を隠してバイトし始めた強者である。可愛くて、てきぱきしていて、客との会話がうまく、歌もうまい。全くこんな場末のスナックにはもったいないくらいだ。

 これからも月1回ペースで通い続けるだろう。ちなみに、セット5,000円、IWハーパーのキープ8,000円(いずれも税別)である。(平成12年8月)※なお、麻美ちゃんは平成13年5月をもってお店を辞め今は一児の母になっているらしい。

TEL:03-3254-1537

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フェニックス・ロゴ

神田フェニックスのロゴ

フェニックス店内

フェニックスの店内風景(写っているのは麻美ちゃん)

長野 権堂 三三七拍子
 三三七拍子、長野権堂のプラザウィング2階に、この6月21日にオープンしたばかりのスナックである。最近権堂ではこの店くらいしかいかないのだが、ここのママのみっちゃんというのが、権堂では3本の指に入るのではないかという有名人。そんな有名人の店に、何故旅人如きが行っているかと言えば、話は長くなる。

 長野担当になって半年くらい経つまで、旅人はスナックには飲みに行かなかった。ある時、M社の担当と飲むことになって、彼が待っていたのが、ぱんどらと言う店。そこが結構気に入って、つい最近まではそこが根城だった。ぱんどらに行き始めて3ヶ月目くらいに、満席で入れない日があった。そこで別の店を紹介してもらって行ったのが山の音。その山の音のチーママがみっちゃんだったのだ。山の音にはそれ程行ってなかったが、みっちゃんの人柄に引かれて、好きな店の一つになった。

 そのみっちゃんが独立して出したのが、三三七拍子である。珍しい名前だが、みっちゃん山の音以前に務めていた、八丁堀という居酒屋時代に独立した夢を見て、その店の名前が三三七拍子だったことからつけたらしい。つまり夢のお告げである。ちなみにみっちゃんが何故有名人かと言えば、この権堂の終着点と言われる八丁堀の人気者だったことから来ている。

 権堂という場所の狭さを物語る話がある。山の音に行っている時、カウンターの中に取引先T氏のボトルを見つけた。後日、T氏にその話をしたところ、昔八丁堀の常連で、みっちゃんのいる店だから1回は顔出さなきゃということで行ったらしい。それまで一緒に飲んだことはなかったが、その後、2人で三三七拍子に飲みに行くことになる。

 実は三三七拍子が入る前の店にも行っていたのだが、客の量が5倍以上である。これもひとえにみっちゃんの人徳だろうか。権堂の業界人が続々と集まるため、聞き耳を立てていると結構面白い。長野にいる間は通い続けることだろう。セットは3,500円、IWハーパーのキープ7,000円(税込)(平成12年8月)

TEL:026-237-2111

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三三七拍子ロゴと地図

長野 権堂 三三七拍子のロゴと地図

三三七拍子店内1

ある日の三三七拍子(その1)

三三七拍子店内2

ある日の三三七拍子(その2)

岡谷パークホテル バー・ニューポート
 岡谷市には長野県に2店しかない産経専売店の1店がある。そのため、毎月最低1回以上は岡谷に泊まることになる。常宿は歴代担当と同じ岡谷パークホテルである。仕事上、取引先の所長と飲みに行くことはしょっちゅうだが、岡谷市はなにせ夜も10時になると真っ暗になってしまうような、飲み屋の少ない街である。たまにあってもご多分に洩れずフィリピンだ。そんなわけで、飲みに行ってもせいぜい居酒屋という生活をしていた。ホテルに泊まる度に目に留まる、1階のバー、ニューポートの1,000円券を使ってみようという気はまだ起きなかった。駐車場から見えるのに、入り口がどこにあるか分からなかったからである。

 ある日、その券を使ってみようと1階へ降りてみた。喫茶ラウンジの奥の奥にニューポートの入り口はあった。中に入ってみる。まあ、普通のカウンターバーである。とりあえず、券を出し、ショットで飲もうとしたが、一応システムを聞こうと思い、メニューをもらった。「げっ、ハーパー12,000円?えれえ高えな」とは思ったが、セット料金を聞いた。当時チーママの京子ちゃん曰く、「2,500円です」、「そりゃあ安いや、じゃあ、ボトル入れて。ハーパー」ということで、飲み始めたのだった。

 しばらく1人で飲んでると、もう1人の女の子ふみちゃんが、「ハーパーおいしそうですね」と言うので、「いいよ」と言うと、これが飲む飲む。連泊だったので翌日も飲みに行ったが、早々に2本目のボトルが入ってしまった。「てめえには、2度と俺のボトルは飲ませない」とふみちゃんに宣告したのは言うまでもない。

 さて、今でも月1回飲みに行っているが、この5月頃、まるまる2ヶ月行かなかったことがある。その間に前のママが辞め、京子ちゃんがママになっていたのと、セット料金大幅値下げが行われていたのだ。ホテル側としては、私のような宿泊客をバーに寄せたいらしい。とにかくこの店は、ホテルのバーなのに連日地元の常連のみなさんがカウンターを占拠している。それなら、メニュー作って各部屋に置けばいいと、さっそく私のパソコンを持ってきて、作り始めた。最初は京子ちゃんの写真を入れていたのだが、本人絶対嫌だというので仕方なく、店とホテルのロゴを入れた。そろそろ岡谷パークホテルの客室に置かれていることだろう。ここも長野担当やってる間は行くだろう。セット料金はなんと値下げして1,000円、ボトルは前述(いずれも税別)(平成12年8月)

TEL:0266-24-0100(ホテルフロントから呼び出し)

※追記 この紹介を書いてから5年の月日が経った。4年半前に私は長野を去ったが、今もニューポートは健在である。京子ママも相変わらずだ。だが、一つ変わったことがある。2年ちょい前から、京子ママが独立自営でニューポートを経営するようになっている。それまでは、経営はあくまで岡谷パークホテルで、京子ママは雇われママだった訳だが、今は所場代をホテルに払って自分でバーを経営している。ちなみに気になるお値段は、ボトルが入ってる場合のチャージが2,500円、焼酎いいちこのキープが3,500円、ショットで飲む場合はチャージ1,500円、いいちこなら500円だ。うーむ安い。(いずれも税別)(平成17年7月)

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ニューポート・ロゴ

岡谷パークホテル バー・ニューポートのロゴ

ニューポート店内

ニューポートの店内

長野駅前 かかし
 かかし、長野駅前ホテル池紋の脇道を入って突き当たりを左に曲がり、すぐ右に折れた右側にある串揚げ屋さんである。ここを発見したのは全く偶然だった。長野担当になる前、米紙USA TODAYの担当だった私は、オリンピック前、USATのマークと一緒に信毎社と会議のため何回か長野入りしていた。平成9年12月、2回目に行った時だったか、会議の後、飯を食おうということになり、マークと通訳のマンジーさんと3人で長野駅前を徘徊していてふらっと入ったのがかかしだった。当時は私も痛風の発作前だったので、ビールはがぶがぶ飲むわ、串揚げはじゃんじゃん食うわだったが、後述のチャレンジセットには手を出さなかった。2人ともこの店がえらく気に入り、オリンピック直前にもう1回行ったのを覚えている。その時、マスターから英語のメニューを見せてもらったが、野沢菜をどう訳すか苦しんでいたようで、ただピクルスじゃしょうがないしとマークが相談されていた。みんな初めての大量の外国客を迎えて苦心しているんだってことが実感出来たものだ。

 半年後、長野担当になると早速食べに行った。マスターも、「前に外人さんと来ましたよね」と覚えていてくれた。その後何回か食べに行ったが、痛風の発作が出て以降遠ざかってしまった。先日久々に近くを通りかかって、懐かしくなり入ってみた。さすがに挑戦は出来なかったが、チャレンジセットで21本ほど食べてきた。相変わらずなかなかの味を出している。

 さて、メニューだが、ハラハチセット1,950円(串十五種)、チャレンジセット2,900円(串揚げ食べ放題)、かかし定食1,400円(串七種)などのセットがある。このチャレンジセットというのが売りで、1串120円〜240円の33種類の串を一巡し35本以上食べると短冊に名前を書いて店内に張り出してもらえる。ちなみに私は昨年春やっとの思いで41本食べて産経新聞の宣伝をして来た。過去のトップは81本だそうだ。詳しいことはかかしホームページで。ちなみにランチタイムは日替わりランチメニューをやっている。(平成12年9月)

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かかし

長野駅前 かかしのロゴ

記録

かかしで旅人41本

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